Q17)アパートとマンションの違いって何?

A17)
 アパートとマンションの違いって何?と言う質問がたまーに世間話しの中で出て来ます。今回はこの事についてお話します。良く言われる違いは、

■マンション
 ・中高層の集合住宅(3階建て以上)
 ・鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の耐火構造の集合住宅
 ・管理費が数千円以上
 ・エレベーターが設置されている
 ・分譲形式
 ・遮音性、耐火性、耐震性に優れている集合住宅

■アパート
 ・低層の集合住宅(2階以下)
 ・木造、鉄骨造などの準耐火構造の集合住宅
 ・管理費が数千円程度
 ・賃貸形式
 ・マンションより遮音性、耐火性、耐震性が劣っている集合住宅

などがあげられています。総括するとアパートよりマンションの方が高級感があると言う感じで定義付けされているようです。
 しかし、これらの定義は定まったものではなく、広義において、アパートとマンションの区別はなく、集合住宅全般を『アパート』と呼びます。
 ニューヨークヤンキースに移籍した松井秀喜が、住い探し中立ち寄った事でも有名になった、超高級高層集合住宅「トランプ・ワールド・タワー」をあるTVニュースでは「世界一高級なアパート」と言うみだしで紹介した例もあります。
 いろいろ、調べましたが結論はなく、雰囲気などの区別定義を採用するか、広義を採用するか、今のところ自由な感じがします。

<2003年3月に執筆>